コ  ラ  ム
2007年 3月15日
市場は
 先日来の市場分析では、米経済の回復で市場が安定するとの観測が楽観的
に言われていましたが、好景気を支えた消費財購入の原動力であった住宅バブ
ルの崩壊がいよいよ顕著になってきており、連動していたヘッジファンドの破綻、
さらにその連鎖にある金融機関の破綻、それらの影響による円キャリートレード
解消の円高など、囁かれていた幾つもの地雷がいつ炸裂するか判らない状況
になってきており、とても楽観的に見ることが出来ない状況になってきています。


2007年 3月 3日
株価大暴落
 現在の世界経済は、中国の成長マネー、原油高によるオイルマネー、そして日
銀マネーによって支えられているとよく言われますが、実態は金融政策として日
銀が行った量的緩和と0金利のマネーが投資資金となり、中国やオイルなどの先
物に流れ込みバブルを引き起こしています。

 日本の金融関係者のスタンスは選挙後の7月までは利上げはないということで
したが日銀マネーによって原油などの高騰を招き、インフレによる世界経済の悪
化の責任を、各々が利上げで必死の対応をする各国中央銀行総裁から問われ、
先の利上げに踏み切ったと考えられます。

 現時点での判断はあまりに早計と言えますが、今回のバブルは米ダウ・日経平
均とも従来の抵抗ラインを越えていることからもピークを越えたのではないかとも
考えられます。
 問題は、この終息にあたり、銀行の出資する低金利を前提にしたヘッジファンド
の崩壊など、予期せぬ事態が想定されますので十分な注意が必要でしょう。


2007年 2月28日
ホワイトカラーエグゼンプションの行方
 勝谷誠彦氏のメールマガジンで、なぜ政権崩壊のリスクを犯してまで柳沢厚労相
を守るのか?について書かれていました。
 勝谷氏曰く、財界の強硬な要請にもかかわらず選挙のために一旦引っ込めている
ホワイトカラーエグゼンプション(WE)を選挙後成立させるために経済の専門家である
柳沢氏が必要なために擁護しているのではないかと。
 しかし、昨年4月15日に書かせていただいたように現状は、突出した日本の人件
費が世界平均に向けて是正されていく過程であり、たとえ選挙で国民がWEにノーを
突きつけても、結果は大企業は海外に労働力を求め、勝利無き闘いになるのかもし
れません。


2007年 2月23日
いよいよ本番
 中には推薦で早々と合格している受験生もありますが、多くの受験生はいよいよ
本格的な受験が近づいています。
 そこで、試験当日、緊張のあまりいつもの実力が出せないことの無いよう整体の
先生からお伺いした呼吸法など。

 足の親指を握りしめるように力を入れ、お尻の穴をギュッとしめ、上半身一杯に酸
素を取り込むようにゆっくりと鼻から息を吸い、口から一杯に吸った息をゆっくり吐
いていく。
 この際にポイントは吸うとき、吐くときに最低10秒は時間を掛けてゆっくり呼吸す
ること。慣れないとかえって逆効果に成りかねないので、今日からでも勉強の合
間を見て息抜きがてら試してみてください。


2007年 1月12日
ポートフォリオ
 よく株などの投資で詐欺にあったり上がるからと買って暴落して大損をする人がい
ますが、ポートフォリオという言葉を知らない人が投資をすれば絶対失敗します。
ポートフォリオとは分散投資によるリスクを最小限に留めるためにいろいろな金融商
品の組み合わせのことです。
 いつの世も将来何が起こるかは判りません。おおよその予測は出来ても絶対はな
いのです。ですから、これは絶対上がるからと言われて欲を出して1つの株・投資案
件に資金を集中するのではなく、一定量を決めながら複数の案件に分散してリスクを
減らすことの方が大事です。

 中国・インドは将来有望な市場であることは間違いありませんが、今後予想される
紆余曲折による調整を考えると財産の多くを投資する方には恐怖すら感じます。


2007年 1月 2日
ベンジャミン・フルフォード
 元フォーブス東洋支部編集長ベンジャミン・フルフォード氏の著書グッバイ・ゾンビ
ーズは、日本のことを一番知らないのは日本人であることを痛感させられる必読の
書です。
 全てが真実か知る術はありませんが、氏の過去の書籍を振り返ると、マスコミとど
ちらが真実を伝えていたか考えさせられます。
 正月休みにぜひご一読を。


2007年 1月 1日
あけましておめでとうございます。
 昨年は多くの方々にお世話になり、大変ありがとうございました。
 今年も微力ではありますが安達式記憶術の普及に努めてまいりますので、よろしく
お願いいたします。
 なお、今年は多数のお問い合わせをいただいておりました一般の部を数回ではあ
りますが、ご多忙の中、安達先生が直々に講師を行うことになりました。
 詳細は、追ってHPにてご案内いたしますので、ふるってご参加のほど、よろしくお
願いいたします。
 皆様の今年がよい年でありますようお祈りいたします。


2006年12月20日
夕張市
 放漫な投資による財政破綻により多大な住民負担で深刻な生活不安が言われる
夕張市は毎年多大な国債という借金を積み上げる日本の将来を暗示していると思い
ます。

 この中で、多大な負担を嫌って夕張市に見切りを付けて転出する方々を見ていて
思うのは、日本が財政破綻したとき現在の日本経済を引っ張る大企業が日本にい
るだろうか?ということです。

 既に主要部署を業務の効率化のためとはいえ海外に移した一部上場企業もあり
ますし、ニューヨーク株式市場に上場している企業の経営陣は、財政破綻の影響で
株価が暴落した際には株主から多額の訴訟を起こされますから否応なく日本を出
ていくことになります。



2006年11月10日
単位偽装
 高岡南高校に端を発し、全国の高校で行われていたいたことが明らかになった単
位偽装ですが、歴史の授業を蔑ろにしていたことは偽装以上に愚かなことではない
でしょうか?

 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、ということわざがありますが、テレビに出
てくるニートのインタビューを見ていると、バイトで生活費を稼ぎカップラーメンを主食
にしながら貧乏でもそこそこの衣食住がある居心地の良いニートでずっと生きてい
きたいという何の人生設計もない愚かな発言をよく見ます。

 昨年の今頃に世間でもてはやされた人々についても、株式市場の歴史を熟知する
人々はいつの時代もいるグリーンメーラー(詐欺師)と見抜き、静観していました。
 あの日、もてはやされた人の会社の株を、熱狂し買い漁った多くの人はその資金を
半分以下にしています。

 枚挙に暇はありませんが、歴史は実は生きていく上で一番大事な課目なのではな
いでしょうか?



2006年10月17日
高学歴
 いわゆる団塊の世代の退職により学生の高い就職率が伝えられていますが、残
念ながら全員が希望の会社に入れるわけではありません。昔なら国立大卒が見向
きもしなかった業種に多く就職していて驚かされることも多々あります。

 採用人数に限りがあるため、入れない人が出てくるのは仕方がない話ですが、学
歴にとらわれない人物重視などいろいろな採用の基準が一時期言われますが実際
に採用を担当する方の意見は、

「優秀な人材を採用しなければ我々の立場もないし、数回の面接で本当に優秀かど
うか見極めるのは難しい。バブル期の学生不足から会社の採用ラインを落として採
用した人材の経験からも、学歴を基準に採用するより確実な方法は現在ない」

と言われています。


2006年9月10日
子供が親に暴力を振るう時
 知り合いに長年、少年野球を指導してきた中川さんという尊敬する方がいます。中
川さんが指導してきたチームは優勝はしないまでも、けっしてスパルタでしごき上げ
ているわけではないのに、猛練習をかさねてきたチームを撃破し常に上位クラスに
いたそうです。なぜなのかは自己のチームの選手・相手チームを深い洞察力で分
析して戦ってきたからだろう(野村監督のようなタイプ)ということは日頃の何気ない
、しかし冷徹に現状分析した話から伺いしれます。
 選手としてあらゆるスポーツでのびるかどうか10秒で見分ける方法等おもしろい
話がいっぱいありますが、それはまた後日に。

 ある飲み会で同席したとき「子供はいつ親に暴力を振るい出すかわかるか」と質問
されたとき、答えに窮していたら、中川さんはいたずらっぽく笑って「ヒントをあげよう。
彼らの本能をバカにしてはいけない、彼らは親に力が及ばないときは仕方なく従うが
、力を越えたと本能で知る時、躊躇なく反撃に出るんだよ。」
 さらにしばらく考えていて降参かなという頃に声をかけてきて「答えは子供が親の
身長を超えた時だよ。ずっと少年野球の生徒の親から相談を受けていたが、俺も考
えていてわからなかったが、自分の子供をいつものように叱っていたとき初めて逆
らってきた時の状況を考えたときわかったんだ。その時いつものように叱っていて暴
力に出られたら、ただではすまないと感じ、それ以降やり方を変えざるを得なかった」

 子が親に危害を加える大事件が起こるたびに、TVのコメンテーターは「事件を起こ
す兆候があったはず、どうしてそれがわからなかったのか」としたり顔で言っている
が、「じゃあオマエはそれを見極めれるのか?」思わずコメンテーターをにらまずには
いられません。


2006年8月9日
モラル
 学校の近くのコンビニが、最低生徒の何割かが利用してくれて安定した経営が出
来ると思うのによく潰れるのが以前より不思議でした。
 最近、ヘアサロンを経営する方からそのわけを聞いてビックリした。
 あまりにも万引きが多く、そのために赤字となり店を閉めるケースがほとんどだそう
です。もちろん、コンビニという業種は転換点にありスクラップ&ビルドも頻繁で、万引
きの正確なデータを持っているわけではないので全てが該当するとは言えませんが。

 先日、ニューヨーク在住のタレント兵藤ゆきさんがラジオでニューヨークの生活につ
いて語っておられたが、むこうはおせっかいなぐらいアドバイスをしてくれる人が非常
に多いと話されていた。ある寒い日、赤ちゃんの帽子を忘れて出かけたこと、道行く人
に、「赤ちゃんに帽子をしてあげないと風邪を引く、早く帽子をつけろ」と、どこへ行って
も言われたそうです。力のない者はみんなで助けていこうという精神が強いからだと
話されていました。
 日本は注意するのも危ないし聞きもしない。モラルの低下は本当に酷い。この話を聞
いて、この点のみながらアメリカの51番目の州になったほうがいいかもしれないと思っ
てしまいました。


2006年7月31日
教育のヴィジョン
 かねてより師と仰ぐニューヨークウォール街でトップクラスで活躍する日本人ファン
ドマネージャー(以下FM)のセミナーに参加してまいりました。
 そのなかで質問の機会があり、一流大学に入り一流企業に入ることだけを目的に
勉強に励むことに疑問を感じており、もっと人間形成を考えなければならないのでは
ないか?と質問しました。

 FM曰く、一流企業を目指す考えはもはや古い考え方であり、今の世界の一流企
業の求められている人材とは、複雑なシステムのなかで難問を解決していく能力の
高い人材であり、現在の紙の上でのみ問題解決が得意なプログラムで教育された
現実問題解決能力のない日本人、そういうのがトップにいるからいつまでたっても
日本の景気は回復しないのですが、そういうのはこれからの社会ではまったく通用
しないと言えます。

 それで一番いい方法は、欧米の大学で勉強させることです。向こうは常に問題解
決を迫られます。


2006年6月29日
借金827兆円
 先の報道で国の借金827兆円(もっと膨大にあると思われますが)に達し、国民
1人当たりの借金は648万円まで膨れ上がっている。
 しかし、あまり日本人はまるで他人の借金か、取り立てに来ても自分が知らぬ間
に膨れ上がったから関係ないというように認識しているのではないかと感じる。
 国債暴落、円安、大増税などこの借金によるツケが心配される。
 格付け会社S&Pは高齢者増により返済能力に疑問がつき、先進国で最低だっ
た格付けはさらに大幅に格下げの検討が進められている。


2006年6月9日
株価急落
 株価が急落している。先日までの株価は何も景気回復によるものではなく、単に
ITバブル崩壊、イラク戦争突入によって起こる金融市場の動揺を抑えるべくアメリカ
の低金利と日銀の史上空前の金融緩和によりダブついた資金が市場に流入してお
こったことである。
 このバブついた資金による原油などの価格高騰を抑えるために今後ともバーナン
キFRB議長は金利は引き上げていくことになると予想されている。
 金利の引き上げにより、政府が言うように下落は一時的でまた上昇するなどという
楽観論は難しく、すでにピークの半値にまで落ち込んだ市場もあり、株価はますます
下落し景気後退することが予測される。


2006年4月15日
日本人の今後の平均給与
・今、多くの企業でリストラによる人員削減が行われ、代わって賃金の安い外国人労
 働者が雇われています。
・日本人の平均所得は、中国の10倍、東南アジア人の5倍、アメリカ人の2倍である。
・インターネットの普及により、アマゾンなどのネットショップでいろいろな商品が安価
 に買えるようになった。画期的発明を持たない多くの製造業は海外の低価格製品
 により利益無き繁忙にさらされる。

 たしかに日本人は優れた点を多く持っているが、はたして中国人の10倍の仕事を
しているのか?アメリカ人の2倍の仕事をしているのだろうか?

 上記の事例を勘案していくとき、日本人の給与は世界的に割高で世界水準、少なく
ともアメリカ並に従来の日本人の平均給与は、名目賃金の下落、又は円安などの市
場バランスの圧力によって、これからどんどん下がると言われております。

 今後は資格など自分に高付加価値を付け高い給与を得る人と、外国人労働者とは
いわないものの、彼らに近い低賃金で働く人に分かれていく。


2006年4月8日
生き残る者
 経済についての勉強で何かとお世話になっている税理士太田先生の今年の年賀状より、

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは変化できる者である。(ダーウィン)

 人間、変化するということは大変な努力が必要です。過去と決別して大きく変化す
ることも大変ですが、すこしづつ変化することも大変なことです。

 ある飲料水のトップメーカーの主力商品のお茶の味は1年前、2年前とは違うそう
です。常に世の中の嗜好に注意を払いながら、時には渋み成分を多くして刺激的に
したり、味を濃くしたり薄くしたり、消費者のニーズに早すぎず遅すぎず味を調節する
という地道な努力をしているのです。


2006年4月4日
格言
努力とは、力(りき)むものではない。誠を積み上げるものである。
作者不明


2006年4月2日
日本人の劣っていること
 日本人は多くの優れた能力を持っていますが、創造力に欠けると言われます。今、
起こっている事案から将来どうなるかを予測する力が弱いと弱いということです。あ
る日本株専門の外人ファンドマネージャーの話で、どうして日本株を専門にしている
のか?との質問にこのように答えていました。

「外国、特にアメリカ人は危険信号を発見したら今後どうなるかを論理的に考えてす
ぐに行動する。しかし、日本人は目に見えた変化がないから大丈夫と情緒的に考え
て、すぐには動かず、それこそ尻に火が点いて初めて動く。
 そこで日米株式市場に相場動向のタイムラグが出来るので、アメリカがどうなるか
を見てから動いても十分間に合う。だからリスクが予見できるので判断ミスが少なく
てすみ安心にて運用できるから日本株を専門に運用している。この差は創造力の差
でしょう。」

 私達が日常生活で行う判断の基礎は過去の経験によって行われています。創造力
を身につけるには、国内外の歴史を今一度研究すること、そして自分の知り合いで予
測を建てて先手を打ち、事業などを円滑に行っている方に将棋・碁の上手い方が多く
感じますので、練習してみるのもいいと思います。


2006年3月28日
勉強の出来る生徒出来ない生徒の違い
 安達式記憶術を教えていてわかるのですが、同じような授業を受けていて勉強の出
来る子・出来ない生徒、授業についていける生徒・落ちこぼれる生徒の違いは、先生
の話を聞いているかいないかだと痛感します。
 記憶術の講義にはいる前に(又はご父兄に事前に確認していただく)、どの程度授
業を聞いているか、どれだけ修得前後に変わるかを明確にするために「今日学校で
先生が話したことを言って下さい」と確認します。すると成績の中〜上位クラスの生徒
は大体2〜30秒ぐらいは話しますが、成績の良くない子はほとんど話せません。

 成績の悪い生徒は、先生の授業を聞いているような顔をして、趣味のことなど勉強
に関係のないほかのことを授業中ずっと考えているのでしょう。これでは頭に入りま
せんし、テストを受けても良い点数がとれず、良い成績にはなりません。

 安達式記憶術で、多くの生徒が成績が上がるのは「成果」のように授業に集中して
先生の話す言葉、すなわち授業内容を覚えてくるからなのです。


2006年3月18日
性善説
 日本と欧米の社会システムの根底の違いに、人は皆善人だから悪いことはしないから信頼してまかせるという考えと、人は必ず過ちを犯すから過ちを犯せないようにする考えの違いがある。
 ライブドアや耐震偽装問題は、性善説で成り立つシステムを悪人が逆手にとって利用し大事件に発展したと言える。もちろん程度はありますが法的整備が急がれます。
 特に耐震偽装問題は氷山の一角に過ぎず、将来の日本の不動産証券市場(REIT)に大きな禍根を残すことになると考えられる。


2006年3月16日
卒業シーズン
 昨日は地元の中学校の卒業式でした。例年、この時期は安達式記憶術の教え子達が無事に志望校に受かるかどうか、万一受からなかったら...とか思うと胃が痛くなります。
 幸い、今のところみんな志望校に合格してます。今年は受験生がいなかったので胃が痛くならなくてすんだのですが、来年は当コラム2005年11月28日のY君が受験です。


2006年3月13日
Stock(株)
 最近ではホリエモンで話題になり印象を悪くしているStock(株)ですが、実は我々はもっと正しく学ぶべきであり、株の格言ひとつを取っても得るものは計り知れないと言えます。
 B・フルフォート氏の本で「日本の大学生は即戦力にならない」と書かれています。教育プログラムの違いもありますが、実経済について知らなすぎる点も問題だと考えます。 なぜ、記憶術のHPで株の話?と感じるかもしれませんが、社会人として大成するまでを教育と考え、わずかな知識ながら今後コラムにて取り上げていきたいと思います。


2006年 3月 7日
格言
人は負けたら終わりなのではない。
辞めたら(あきらめたら)終わりなのである。
リチャード・M・ニクソン


2006年 3月 1日
わたしの寿命は2030年前後
 わたしも気がつけば40代。仕事や遊びでかなり無理をしたり体を酷使してきたかもしれません。
 それで、事故や大病もなく順調に65〜70歳ぐらいまで生きれたとして計算したら大体2030年前後が寿命かな、と考えたりします。
 では、年相応に40代・50代・60代で出来ること、やらなければならないこと、やりたいことをぼんやり考えていると、実は長いようでもうそんなに残っていないことに気がついて、おそらく今まで通り、あっという間に過ぎていくであろう残りの時間が非常に愛おしく感じたりします。
 焦ってもしょうがないですが、今より1ミリでも成長したい、前に進みたい。


2005年11月28日
祖父母
 先日、昨年末指導したY君の進捗状況を確認に行ってきました。
 大変お世話になっている方のご子息であることと、先のT君たちに比べ憶えてきた時間、内容の明瞭度などの修得度が若干物足りなかったからです。
 修得の早さは、出来るようになれば何の問題にもならないのですが、習った生徒の7割はT君のように1度でほとんど出来るようになり、残りの生徒は回数を重ねるごとに修得度を上げていくのですが、たまたま1度で出来る生徒が続いて、回を重ねて修得度を上げていくY君のようなタイプは初めてで教えた後も少し心配しておりました。

 数カ月ぶりに近くを通ったので、お伺いするとY君もご両親も不在で出てこられたのは
Y君のおばあちゃんでした。
 初対面の人に安達式記憶術を説明するのは大変なので、「旦那様にいつもお世話になっているY君に勉強法を教えたものなんですが...」などと話を切りだしたところ、「ああっ、あなたが孫に教えてくれた人ですか。」
「あの子は今まで通信簿など持ってきたことがなかったのに、成績が上がったといってわざわざ見せに来てくれて私は本当にうれしかった。本当にありがとう」とこちらがビックリするぐらい喜んでいただき、Y君を思うおばあちゃんの気持ちが痛いほど伝わりました。
 両親に遠慮して、しかし負けないぐらい大事にあなたを見ている祖父母と最近お話しているでしょうか?


2005年11月 7日
修得率1
 修得できない子供は、先生の経験によればおよそ15%ぐらいで過去に授業中、椅子にじっと座っていることが出来ずに教室をフラフラしてしまう生徒さんはどうしても集中できないのか芳しい成果が出なかったそうです。
 また、当たり前ですが、修得に対してまったくやる気のない生徒は、本人がやりたいと言うまでまったくやらないほうがよいです。
 誉められた話ではありませんが、遊ぶ時間がほしい・楽して成績を上げたいとか多少不純な動機でも修得しようという意欲がなにより大事です。


2005年11月 7日
修得率2
 T君や他の生徒で大成功していたので、自分自身慢心していたのでしょう。
 ある小学3年生で、親は記憶術の修得に大変乗り気ながら本人はまったく記憶術をやる気がない(小学校低学年だと受験のプレッシャーもないので大人が成績にこだわる意味をはっきり理解していない)の生徒に教えたのですが、なんで僕がこんなことをしなければいけないんだ?とまったくやってくれません。
 こちらも一生懸命なのでつい怒ってしまったりと無理に教えようとしたために余計に反発され意地でも記憶術はやらないと言い出され全くの逆効果になったことがあります。
 後日、安達先生に報告したところ、「怒ることは一番やってはいけないこと」とがっかりした様子で言われたときは、怒鳴られるより辛く感じました。
 本人が全くやる気のない生徒はやる気が出るまで待っていただくようお願いしております。


2005年2月20日
求聞持法
 真言宗開祖の弘法大師空海は日本の仏教史でも大天才として名高く、また多くの奇跡ともいうべき逸話を残されていますが、大天才になるために求聞持法という「お経を一度見聞きする事が有ればお経の意味を理解する事ができ、永く忘れる事が無い」という記憶力を驚異的に高める法を体得し、聞いたお経は全て憶えたそうです。
 ただ、現代人がもし体得しようとするなら、全てを捨てて仏門に入り、長く厳 しい命がけの難行苦行の修行を積まねばならず、(修得には真言を百万回唱えなければならず、空海は一日二万回となえて五十日間かかって体得した)ほとんどの人は難しい。

 なお、求聞持法体得に至るまで、空海は四国のけわしい山々で修行をするのですが、このとき修行したといわれるところが、「四国八十八ヶ所」のお寺になったそうです。



2005年2月20日
はじまり1
 安達先生に初めてお会いしたとき、まさか自分が安達式記憶術の教室を運営しようとは、夢にも思いませんでした。
 景気の悪化を痛感する2001年に仕事の行く末に不安を強く感じ、何かしらの資格を取得し仕事の幅を広げようと考え、安達式記憶術を教えていただこうと先生の事務所をお伺いしたところ、「事務所の仕事も忙しく、また全国税理士会 の要職、関連機関の全国での講演会、海外出張等多忙で時間が全くな いので今は教えていない」とあっさり断られてしまいました。


2005年2月20日
はじまり2
 自分のみならず、子供もお世話いただきたいと思っていたので、目の前が真っ暗になる思いでした。 しかし、なかなか諦めきれず何か変わる手はないか、と眠れず布団の中で考えていたとき、「では、記憶術を教えるインストラクターとしてお願いしてはどう か?」とひらめき、翌日早速事務所を再度訪れ、お願いしました。
 これで断られたらもう諦めるしかないと覚悟してお伺いすると、かねてより安達式記憶術の普及に大変な努力をされてきた安達先生に歓迎を持って快諾を頂 き、インストラクターの指導を受け、自分で何人もの児童の指導を行い経験を積み、自分なりの修得度の高い指導法を作って今日に至る次第です。

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